Udemy (ユーデミー)ってご存知ですか?
155,000のコースを有する世界最大規模のオンライン教育プラットフォームです。
スキルアップして自分の市場価値を上げたいと考えている人なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
Udemyで英語を学ぼうと考えている人は多いと思います。
確かに、Udemyでは人気の英語学習コースがいくつもあります。
でも、ここではUdemyで英語を学ぶではなく、Udemyを使って興味あることや有用なスキルを英語で学ぶことをお薦めします。
Udemyとは?
そもそもUdemy って何かご存知ですか?
Udemyは、米国のUdemy Inc.が運営する大規模オープンオンラインコース(Massive Open Online Course)のプラットフォームです。
Udemyの名前の由来は、The Academy of You(あなたのアカデミー)。あなたの学びたいコースがきっと見つかります、という意味です。
2010年5月にスタートしましたが、2021年4月時点で155,000コースが展開されています。
参加している生徒数は40百万人、教えているインストラクター数は70千人で、使用されている言語は65言語に及びます。
学生とインストラクターの所在国は180ヵ国以上に及び生徒の3分の2は米国外に所在。コース登録の数は480百万コースに登ります。
なぜたった10年余りでここまで大きくなったのか?
その秘密は、講師がUdemyの提供する講師ではなく、教えたい人が教える、UdemyはPlatformを提供するだけ、という点にあります。
誰でも教えられるからといって、講師の質が低いわけではありません。講師は基本的にレーティングされるので、人気の高い講師や講義はすぐにわかります。
講師も生徒も日本人だけではありません。世界中の優れた講師が自分の自信ある講義を提供。それを世界中の生徒が評価する。
だから講義の量も質も担保されるというわけです。
日本での展開
日本では、Udemy のサイトから直接講義登録や講師申し込みができるだけでなく、Udemyメディアというサイトで、日本人向けに分かりやすく整理されたお薦め講義等の情報を確認することができます。
Udemyメディアの運営は、日本の教育界の雄Benesse(ベネッセ)が行っています。
但し、あくまで事業パートナーという位置付けで、プラットフォームやサービス自体は、あくまで米国法人Udemy, Inc.が行っているとのことです。
Udemyは、米国法人Udemy,Inc.が運営するオンライン教育プラットフォームです。 ベネッセは、Udemy社の日本における事業パートナーであり、本サイトにおいてUdemy講座の受講生に人気のあるトピックや講座をご紹介しております。 Udemyプラットフォームやサービスに対するすべてのお問い合わせは、運営元のUdemy社へお問い合わせください。
https://udemy.benesse.co.jp/company/
Udemyメディアのサイトはもちろん日本語ですが、Udemyのサイトも標準では日本語で表示されます。
右上の地球儀アイコンをクリックすると、17言語から表示言語を選択・変更することも可能です。
同じ内容を日本語、英語どちらでも確認できます。
最初は英語表記で確認し、分からないところだけ日本語表記に変更して確認する、という使い方もできます。
Udemyで学べること
ホーム画面のトップカテゴリーを見ると、デザイン、開発、マーケティング、IT・ソフトウェア、自己啓発、ビジネススキル、写真、音楽、が表示されます。
いずれかのカテゴリーを選択すると、お薦めコースや人気コース紹介以外に、フィルター機能を使って、膨大なコースの中から自分の希望に合うものを絞り込むことができます。
カテゴリーからもわかるように、内容的には社会人のスキルアップに適したコースが充実しています。
日本語言語を中心に英語を学ぶコースもありますが、Udemyでは、英語を学ぶ、よりもむしろ、英語で学ぶ、に軸足を置くべきだと考えます。
あなたの興味あるコース、或いは、あなたの仕事に役立つコースがきっと見つかるはずです。
自分の興味や必要性のあることであれば、一生懸命、英語を聞き取ろう・理解しようというインセンティブも働きます。
Udemyでスキルアップを英語でする効果的方法
Udemy でスキルアップを、英語で行うには、以下の方法がお薦めです。
1)ホーム画面の言語を英語に切り替える
上で見たように、Udemyホーム画面で、右上の地球儀アイコンをクリックすると、17言語から表示言語を選択・変更することが可能です。
この言語変更で、英語を選択すると、講義を調べて選択する段階から、全て英語で行うことができます。
分からない表現があったら、一回、日本語画面に戻すことで、内容を確認することができます。
講義見出しや講義概要説明などの中では、ニュースでも話題となるようなキーワードが多く使われているので、こういう情報収集の段階から、キーワードが英語でどういった表現になっているか慣れておくと、英会話実践の場で使える単語力を増やすことが可能です。
2)英語で提供されている講義を絞り込む
講義を選択する際、まずいずれかのカテゴリーを選択すると、左下にフィルター項目の選択肢が表示されます。
フィルターは、上からRatings/評価, Video Duration/ビデオの時間, Topic/トピック, Subcategory/サブカテゴリー, Level/レベル, Language/言語, Price/価格, Features/特徴, Subtitles/字幕 と出てきます。
その中で、Language を広げ、Englishを選択すると、英語で提供される講義に絞り込まれます。
フィルター内の言語の横には、その言語で提供される講義数が出ています。例えばビジネススキルのカテゴリーでは、英語講義10,000に対し、日本語講義は692です。
692も決して少なくはありませんが、英語講義数の方が圧倒的に多いことがよく分かります。
英語は、それ以外の言語と異なり、単に英語を母国語とする国の言語に留まらず、世界中の人が共通に理解するグローバルな言語です。
情報を収集するなら、何かを勉強するなら、英語で学ぶことには大きな意義があります。
3)英語字幕付き講義を絞り込む
2)の英語で提供されている講義の絞り込みと同じ方法で、英語字幕付きの講義を絞り込むこともできます。
フィルターの中で、Subtitlesを広げ、Englishを選択すると、英語字幕付き講義に絞り込まれます。
英語で話された内容が全ては聞き取れないでも、英語字幕で確認できれば安心です。
まとめ
Udemy は、155千のコースを有する世界最大の大規模オープンオンラインコースのプラットフォームです。
米国発で世界180ヵ国以上に展開されているサービスで、日本語での運営もされていますが、コースの大半は英語で提供されており、英語で学ぶ環境としては、大変優れています。
「英語学習」の支援はこのサイトの目指すところですが、英語学習はあくまで「手段」であり、「目的」ではありえません。
英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ!
その意識改革をする上でも、スキルアップの実を取る上でも、世界最大級のオンライン学習サイトUdemy は最高の環境といえるでしょう。