Toy Story 4、泣かせるいい映画として期待が盛り上がっていますが、予告編で流れるメランコリックな曲が印象的です。
この曲は1966年ビーチ・ボーイズが発表したGod Only Knows(神のみぞ知る)です。
ビートルズにも大きな影響を与えたといわれています。
歌詞もシンプルですが、心に染み入る素敵なフレーズです。
是非、覚えて歌ってみてください。
The Beach Boys: God Only Knows
I may not always love you いつも君のことを愛しているわけではない
But long as there are stars above you でも、君の頭上に星がある限り、
You never need to doubt it 疑う必要はない
I’ll make you so sure about it 君に信じさせてみせる
God only knows what I’d be without you 神のみぞ知っている、君なしで僕はどうしたらいいのか
long as: 〜限り
・・・正しくは、as long as ですね。
there are stars above you: 君の頭上に星がある限り
・・・日本語訳的には、「空に星が輝く限り」の方がしっくりきますね。
make you so sure: 君に信じさせる
・・・make は使役動詞。あなたに確信させる、ということ。
God only knows: 神のみぞ知る
・・・神のみぞ知る、つまり、誰にも分からない、ということですね。
what I’d be: 僕はどうしたらいいのか
・・・what I am は「現在の私」、what I was は「昔の私」、what I will be は「将来の私」what I would be は「(仮定法で君がいなくなってしまった時)の私」。
If you should ever leave me もし君が去ってしまったとしても、
though life would still go on 人生は続いていくんだとしても、
believe me 信じてほしい
The world could show nothing to me 世界は何も教えてくれない
God only knows what I’d be without you 神のみぞ知る、君なしで僕はどうしたらいいのか
if you should: もし君が〜としても
・・・ここでの should は仮定法のshould。
The world could show nothing to me: 世界は何も教えてくれない
・・・世界は何も僕に示すことができない、世界は僕にとって何の意味も持たない、と訳してもいいかもしれません。
God only knows what I’d be without you 神のみぞ知る、君なしで僕はどうしたらいいのか
If you should ever leave me もし君が往ってしまったとしても
though life would still go on 人生が続いていくんだとしても
believe me 信じてほしい
The world could show nothing to me 世界は何も教えてくれない
So what good would living do me だから、生きていることで、どんないいことがあるのだろう
God only know what I’d be without you 神のみぞ知る、君なしで僕はどうしたらいいのか
what good would living do me: 生きていることで、どんないいことがあるのだろう
・・・what good で「どんないいこと」、living が主語で「生きていること」。生きていることは、どんないいことを僕にしてくれるのだろうか、ということ。
ビデオ
YouTube でBBC音楽番組のビデオがありました。The Beach Boysではなく、カバーですが、やっぱり素敵な曲です。
Toy Story 3 を見逃した方は、こちらを。