映画で英語!

映画で英語!:The Batman(2021)予告編和訳・解説

DCの代表作といえば、スーパーマンとバットマンで、どちらも何度も映画化されてきましたが、装い新たにしたバットマンの新作公開が決まりました!

過去のバットマン映画

バットマンは1940年代に連続活劇、1960年代にTVシリーズとして人気を博しますが、ワーナー・ブラザースが映画シリーズとして本格展開した最初の作品が、1989年、ティム・バートン監督、マイケル・キートン主演で制作されたバットマン(Batman)です。宿敵ジョーカーは名優ジャック・ニコルソン。バットマンのダーク・ヒーローとしてのイメージを決定づけたバットマンの出世作といえます。

続編のバットマン・リターンズ(Batman Returns)は1992年、やはりティム・バートン監督、マイケル・キートン主演で、バットマンのイメージを決定づけました。ヴィランはペンギンとキャットウーマンです。

しかし1995年のバットマン・フォーエヴァー(Batman Forever)では前2作が暗すぎるとの判断からスタッフ、キャストを一新し、監督はジョエル・シュマッカー、主演はヴァル・キルマーとなります。ダークな基本設定を引き継ぎつつも、ファミリー層を意識した明るめの作風となりました。

以上3作が最初の三部作とすると、次の三部作が現在放映中のTENETが話題のクリストファー・ノーラン監督によるダークナイト・トリロジーです。

最初が2005年のバットマン・ビギンズ(Batman Begins)、2008年のダークナイト(The Dark Knight)、2012年のダークナイト・ライジング(The Dark Knight Rises)です。

ダークナイト・トリロジーの成功は、ハリウッドにリブートという概念を普及させました。

上記以外では、スーパーマン等と共演したDC Extended Universeの一連の作品があります。

2016年のバットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生(Batman v Superman: The Dawn of Justice)、2017年のジャスティス・リーグ(Justice League)

2019年には、バットマンのスピンオフとして、ジョーカーがどうしてジョーカーとなったのかを描いた「ジョーカー」(Joker)が高い評価を得ました。ヴィランなのに、ジョーカーに感情移入し共感した人が多数でた点も話題になりました。

今回の新作The Batman

今回のバットマンは、バットマンの若き日を描いた作品のようです。

ヴィランはペンギンやキャットウーマンの名前が挙がっています。

監督はマット・リーブス、主演はロバート・パティンソンです。

全米公開は2021年10月1日のようです。

2020年8月23日のDCファンドームで公開された予告編を見ると、これまで以上にダークな雰囲気で、いやが上にも期待が高まります。

The Badman: Trailer 和訳・解説

以下、英語は聞き取ったもの、和訳は動画の字幕です。

<No more lies>
<ウソはたくさんだ>

男の頭の包帯巻き上の書かれた赤い血のような文字No more lies。no more〜は「もうこれ以上〜はいらない」という意味です。昔、ごくせんの主題歌でNo more cryというのがありましたが、それと同じですね。

From your secret friend
ボクは君の秘密の友

メッセージについてFrom 〜と言っています。

Who?
誰かって?

Have not a clue
わかりっこないさ

clueは「鍵」ですが、not a clueで「鍵となるヒントが何もない=わかりっこない」という意味になります。

ここでは主語であるYouは省略されています。

<Lies>
<ウソだらけ>

Liesと複数形なので、ウソだらけと訳されています。

Let’s play a game, just me and you
君とボクで謎解きをしよう

Any of this mean anything to you?
この意味が分かるか?

対象物を主語として、それがあなたにとって何か意味するのか?と聞いています。日本語では人を主語とするのが普通なので、英語的表現といえますよね。

<To The Batman>
<バットマンへ>

You’re becoming quite a celebrity
あなた様の名は知れ渡った

Celebrityは「有名人、著名人」のことです。日本語でもセレブといいますが、日本語では金持ちのニュアンスが入っていて、英語のセレブとは微妙に意味がずれています。

Why is he writing to you?
これは挑戦状です

直訳は「彼はなぜ君に書いてきたんだ?」なので、字幕訳はちょっと原義から変えられています。書いてきた理由が挑戦状なので、敢えて答えを訳にしたのだと思います。

If you are justice, please do not lie
正義を気取るなら、ウソはなし

ここも直訳は「もしお前が正義なら」なので、「気取るなら」は上手な訳ではありますが、ニュアンスが若干強調されています。

What is a price for your blind eye?
見て見ぬフリをした代償は?

Blind eyeは「盲目の目」、your blind eyeで「あなたの目は何も見えていない」ということを意味します。

What the hell are you supposed to be?
何様のつもりだ?

supposeは「想定する」。What are you supposed to beで「あなたは自分が何であると想定しているか、自分が何だと思っているのか、自分が何であるつもりなのか」となります。話している相手は「何者でもない、大したものではない」と思っているので、what are youではなく、what are you supposed to beとしているのでしょう。

the hellはガラの悪い強調の仕方です。

I’m vengeance
復讐だ

vengeanceは「復讐」で名詞なので、I’m vengeanceは文法的にはちょっと変ですが、逆に「復讐の塊」みたいで怖い表現です。

This guy’s crazy
いかれてる

guyは単数では通常男性を指しますが、複数形(guys)では男女混合、女性だけでも使われます。

You are a part of this, too
お前も謎の一部さ

this「これ」は、字幕では「謎」と訳されています。「これ」では漠然としていてよく分からないので、これが指している「謎」を字幕上は明確にしているのだと思います。上の挑戦状と同じですね。

What’s my part of it?
どういう意味だ?

You are a partを受けて、my partは何だ?と聞いています。字幕では「どういう意味だ」と逆に漠然とした質問に変えています。あるいは「一部とはどういう意味だ」と訳した上で「一部とは」を省略したのかもしれません。

You’ll see
今に分かる

seeは「分かる」、will seeと未来形なので、「これから分かる」となります。

まとめ

如何ですか?

聞き取れましたか?

難しい単語はあまり使われていませんが、ボソボソ喋っているので、何箇所か聞き取りにくい箇所があると思います。

諦めずに何回でも聞き直して見てください。

映画もダークな雰囲気満載で、一体、どんなバットマンに仕上がるのか、楽しみですね。

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