スター・ウォーズ

映画で英語!:拡がり続けるStar Wars Universe、Skywalker Saga完結後の新しい動き

Star Wars Skywalker Sagaとも呼ばれる9部作。

一番最初のEpisode4 New Hopeが公開されたのは1977年。そして、最後のEpisode9 The Rise of Skywalker公開はその42年後の2019年。

半世紀近くに渡り高い人気を保持し続けたStar Warsの本編が遂に完結したわけですが、これでStar Warsシリーズが終わったわけではありません。

Marvel Cinematic Universeと並んで映画、アニメ、小説、コミック、ゲーム等複数の媒体で展開されるShared UniverseとしてStar Wars Universeも引き続き更なる拡がりを見せています。

Skywalker Saga完結後のStar Wars Universeの展開

1、公開日確定の新作映画3作の予定、コロナ禍の影響で1年延期

Lucas Filmの親会社であるWalt Disney Studioは2019年5月に、タイトル・内容未定の新作映画3本の公開予定日を発表しました。

2022年12月16日
2024年12月20日
2026年12月18日

しかし、2020年7月下旬、コロナ禍の影響で公開をそれぞれ1年ずらし、以下日程に変更すると発表。

2023年12月22日
2025年12月19日
2027年12月17日

新作映画はタイトルも内容もまだ明らかにされていません(実はまだ決まってもいない可能性が高いとも言われています)。

唯一決まっているのは監督のみ。
Thor: Ragnarokでオスカー受賞したTaika Waititi、そしてもう一人はStar Wars史上初の黒人監督となるJ.D. Dillardです。

関連英文記事

The untitled Star Wars movie previously set for release on December 16, 2022 has been pushed to December 22, 2023.
以前、2022年12月16日公開予定とされたタイトル未定のスター・ウォーズ映画は2023年12月22日に延期された。
The untitled Star Wars movie previously set for release on December 20, 2024 has been pushed to December 19, 2025.
以前、2024年12月20日公開予定とされたタイトル未定のスター・ウォーズ映画は2025年12月19日に延期された。
And the untitled Star Wars movie previously set for release on December 18, 2026 has been delayed to December 17, 2027.
以前、2026年12月18日公開予定とされたタイトル未定のスター・ウォーズ映画は2027年12月17日に延期された。

https://collider.com/new-upcoming-star-wars-movies-release-dates-delayed/

untitled:タイトル未定の

previously set for release on:以前、公開日が〜日に設定された

has been pushed to:〜に延期された
・・・直訳は、押し出されたの意味。

has been delayed to:〜に延期された
・・・直訳は、遅らされたの意味。

The delays are part of a larger shift being made to Disney’s overall release calendar due to the COVID-19 shutdown.
この延期はCOVID19による活動停止でディズニーが全体の公開スケジュールをずらしたことによる。
It’s a game of dominos, and when you start shifting your big 2020 movies in 2021, everything else has to be shuffled back.
一種のドミノゲームで、2020年の主要映画1本を2021年に延期することで、他の全ての映画スケジュールを順にずらす必要が生じたものだ。
Disney and Lucasfilm had not previously disclosed what these specific Star Wars movies would be, and it’s possible they still don’t actually know.
ディズニーとルーカスフィルムはこれらのスターウォーズ映画がどういった内容か元々具体的には何も明らかにしていない。おそらくまだ実際に決まっていないのだろう。

https://collider.com/new-upcoming-star-wars-movies-release-dates-delayed/

release calendar:公開スケジュール
・・・リリースの予定を記したカレンダー、つまり公開スケジュールのことになります。

a game of dominos:一種のドミノゲーム
・・・不定冠詞”a”を付けることで一種のというニュアンスが出ます。”domino”はドミノゲームの牌を意味しますが、ドミノゲームは複数の牌を使うのでa game of dominosとdominoは複数形になります。

shuffle back:足を引きずって戻る、ごちゃ混ぜに戻る
・・・shuffleは日本語でもシャッフルとして、トランプを切る仕草などに使われます。それ以外に足を引きずって歩くという意味があります。ここでは、ずるずるとずらされるというニュアンスで使われていると思います。

had not previously disclosed:元々明らかにされていなかった
・・・had notは過去分子です。全体が過去形の文章の中で更に以前のこと(previously)を話しているので、過去分子が使われます。

these specific Star Wars movies:これらのスターウォーズ映画
・・・specificと特定されているので、前述の2023年、2025年、2027年公開予定の3本のスターウォーズ映画のことを指します。

2、Rian Johnson監督による新三部作

Episode8 The Last Jedi監督のRian Johnsonが、2017年、The Last Jedi完成後、Lucas Filmに全く新たな設定、新たな登場人物による三部作を提案。

その後、プロジェクトは消滅したのではないかという噂もありますが、Johnson監督は否定しているようです。

3、Disney+での展開

Netflix台頭を受け、Disneyも配信事業に進出、2019年11月に米国でDisney+を開始。

Disney、Pixar、Marvel、Star WarsなどDisney傘下の作品の配信事業を開始。
同時に、Disney+向けオリジナル作品の制作・展開も開始されました。

日本では2019年3月にDisney Theaterとして既存作品の配信事業を展開していましたが、2020年6月にDisney TheaterをDisney+にグレードアップ・統合しました。

Star Wars関連のDisney+オリジナル作品としては、The Mandalorianが、Disney+開始同月の2019年11月にスタートしています。

舞台は最初の3部作の最後ジェダイの復讐から5年後、銀河帝国崩壊後、First Order台頭前の世界を舞台にしたものです。

Star Wars Universe重層化の一つで、Skywalker Sagaで語られた時代の隙間を埋める作品といえます。

映画館で映画を観る需要は元々低下傾向にありましたが、COVID19がその流れに拍車をかけています。

Star Wars新作も、映画館向けよりもDisney+配信向けが主流になっていく可能性は十分ありそうです。

実際、まだ確定ではないようですが、Obi-Wan-KenobiのスピンオフをA Star Wars StoryではなくDisney+でシリーズ化するという噂もあります。

またRogue OneのスピンオフをDisney+でやるという噂もあるようです。

関連英文記事

Just a week before Disney’s bi-annual D23 expo, reports emerged that an Obi-Wan Kenobi TV show was on the way, with Ewan McGregor back as the Jedi Master.
ディズニーの2年毎開催されるD23エキスポの1週間前、オビ・ワン・ケノービのTVシリーズの話が進行中で、ユアン・マクレガーがジェダイ・マスターとして戻ってくると報道された。
At the event, McGregor joined Kathleen Kennedy on stage to confirm that yes, finally, he would be returning to the iconic role in a new series. 
エキスポで、マクレガーは、キャスリーン・ケネディと共にステージに上がり、その報道を認めた。遂に、マグレガーは新シリーズでオビ・ワンという象徴的役割を演じるために帰ってくる。

https://www.gamesradar.com/upcoming-star-wars-movies/

D23:ディズニー公式ファンクラブD23
・・・D23はディズニー公式ファンクラブの名称で、DはディズニーのD、23はウォルト・ディズニーがハリウッドで最初に映画会社を設立した1923年にちなんで付けられたものです。D23 Expoはディズニーのファンイベントのことです。

on the way:途上で
・・・この場合は制作途上にある、プロジェクトが進行中、という意味になります。

Kathleen Kennedy:キャスリーン・ケネディ
・・・米国の映画プロデューサー。スティーブン・スピルバーグやロバート・ゼメキス監督映画の制作に関わることが多い。2012年からはディズニーに買収されたルーカス・フィルム社長。

iconic role:象徴的役割、偶像視される役割
・・・icon(アイコン)とは象徴、偶像、最近ではPC上のアイコンを意味しますが、元々はキリストや聖人、聖書の重要イベントを描いた宗教肖像画イコンからきてきます。宗教上の偶像から一般的な意味での偶像に意味が拡大、変化してきたのだと思います。

A little less high profile, but still noteworthy nonetheless.
オビ・ワンと比べ話題性はやや落ちるが、依然注目すべき情報がある。
There’s a Rogue One prequel coming to Disney Plus, with Diego Luna reprising his role as Rebel Alliance spy Cassian Andor and Alan Tudyk returning as the droid K-2SO. 
ローグ・ワンの過去を描く続編をディズニー+でやるという話がある。ディエゴ・ルナが反乱軍のスパイ、キャシアン・アンドー、アラン・テゥディックがドロイドK-2SOとして帰ってくる。

https://www.gamesradar.com/upcoming-star-wars-movies/

a little less high profile:話題性はやや落ちるが
・・・high profileは目立った、注目を浴びる、耳目を集める、の意味。ここではオビ・ワンと比べて話題性がやや落ちるがという意味。

but still noteworthy nonetheless:依然注目すべき情報がある
・・・nonethelessは「それにもかかわらず」。noteworthyはnoteとworthyの組み合わせで記録する価値がある=注目に値する

prequel:物語の過去を描く続編
・・・物語の後を描く続編がsequelなのに対し、物語の以前の話を描くのがprequel。

reprise:繰り返す、再現する、再開する
・・・ここでは再演するの意味。

4、The High Republic Project

2020年2月、Skywalker Sagaの200年前のJedi最盛期を舞台とした新書籍シリーズThe High Republicプロジェクトが発表されました。

Skywalker Sagaの隙間を埋めるというより、過去に大きく遡って、Star Wars Universeの世界をさらに拡張するものです。

取り敢えず予定されているのは書籍だけですが、このプロジェクトが成功すれば、いずれ映像化される可能性はあると思います。

5、Clone Wars

Episode2とEpisode3の3年間に渡るクローン戦争を描いた3DCGアニメシリーズです。

Anakin Skywalker(アナキン・スカイウォーカー)とPadawan(パダワン、弟子)のAhsoka Tano(アソーカ・タノ)を中心に物語が展開します。

2008年から2020年にかけて7シーズン、第7シーズンがFinal Seasonです。

6、A Star Wars Story

Skywalker Sagaのスピンオフ作品でアンソロジー・シリーズとも呼ばれるA Star Wars Storyシリーズ。

2016年公開のEpisode4に繋がるDeath Starの設計図を入手した無名戦士達の活躍を描いたRogue One: A Star Wars Storyと、2018年公開のハン・ソロの若き日を描いたSolo: A Star Wars Storyの2作品が発表されています。

次のスピンオフとしては、ハン・ソロの別の話や、オビ・ワン・ケノービの話、ヨーダ の話などが予定されていると噂されていましたが、Disney+の登場で、新作はDisney+で展開される可能性の方が強まってきているようです。

まとめ

スターウォーズの本編ともいえるSkywalker Sagaは完結しましたが、Star Wars Universeはまだまだ拡がっていきそうです。

取り敢えず確実なのは、2023年12月には何らかの新作映画が見れられるということです。

40年以上前に1作の映画から始まった世界がここまで大きな拡がりを見せるとは、当時、一体誰が想像できたでしょうか?

これからまた何十年もStar Wars Universeが更に拡がっていくことを期待します。

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https://english-showering.com/category/movie-english/starwars

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