RWBY

RWBYで英語!:”Bee’s Knees“は「蜂の膝」ではありません!

“Be the Bee’s Knees”って分かりますか?

直訳すると「蜂の膝になる」ですが、Bee’s Kneesは蜂の膝のことではありません。

先日、米国の日本風SFアニメ“RWBY”を見ていたら、このBee’s Kneesを使った面白い言い回しがあったので、ご紹介します。

“RWBY”(ルビー)がどういったアニメかについては、記事最後の関連記事をご覧ください。

RWBY:Volume1、Epー1から/Be a Bee’s Knees!

このシーンは、Volume1のEpisode1、つまり第1話で、主人公のルビー・ローズがハンター養成校のビーコン・アカデミーのオズピン校長に認められ、2年飛び級でビーコン・アカデミーへの入学を許可されたため、同じくビーコン・アカデミーに入学する異母姉のヤン・シェン・ロンと飛行船で学校に向かうシーンです。

YouTube上のRooster Teeth公式ページの公式動画を添付します。Volume1の全話が入っているので全体では1時間51分と長いですが、引用したシーンは8分50秒目から9分25秒までの35秒分です。
字幕は下の設定ボタンをクリックし、字幕言語(日本語・英語等)を選択できますので、日本語字幕で意味を理解し、英語字幕で聞き取れない箇所を確認することが可能です。

Yang Xiao Long: Oh, I can’t believe my baby sister is going to Beacon with me! ああ、可愛い妹と一緒にビーコンに行けるなんて信じられない!
This is the best day ever! もう最高の日だわ!

Ruby Rose: Please stop. お願い、やめて、、

Yang: But I’m so proud of you! でも、あなたのことを本当に誇りに思うわ。
Everyone at Beacon is going to think you’re the bee‘s knees! ビーコンのみんながあなたのことを凄い(bee’s knees)っていうわ!

Ruby: I don’t wont be the “bee’s knees”, okay? 凄いなんて言われたくないの(bee’s kneesなんてなりたくないの)、いい?
I don’t wanna be any kind of knees! 凄いなんて何も望んでないの(どんなkneesにもなりたくないの)
I just want to be a normal girl with normal knees. ただ、普通の女の子でいたいだけなの(普通のkneesの普通の女の子になりたいだけなの)

Yang: What’s with you? 一体どうしたの?
Aren’t you excited? 嬉しくないの?

Ruby: Of course I’m excited. もちろん嬉しいわ。
I just… I got moved ahead two years. ただ、、、2年も飛び級したし。
I don’t want people to think I’m special or anything. みんなが私を特別だなんて思って欲しくないの。

Yang: But, you are special. でもあなたは特別なのよ。

如何ですか? ピンクでマーカーした箇所がBee’s Kneesを使ったセリフです。
マーカー部分だけ抜粋すると以下のようになります。

Yang: Everyone at Beacon is going to think you’re the bee‘s knees!

Ruby: I don’t wont be the “bee’s knees”, okay?
I don’t wanna be any kind of knees!
I just want to be a normal girl with normal knees.

これは実際に聴いてもらうと分かりますが、テンポがよく、「ビー」と「ニー」が耳に残る小気味よいセリフです。

Be the bee’s Kneesは「ビー・ザ・ビーズ・ニーズ」。

そしてbeeを置き換えて、any kind of kneesになりたくない、ただ、normal girl with normal kneesになりたいだけ、と続けます。

bee‘s kneesは慣用句ですが、any kind of kneesとかnormal kneesという慣用句はなく、これはbee’s kneesをもじった造語です。

Bee‘s kneesの意味と由来

bee’s kneesは「一流の/最高の/とびきり素晴らしい(人・物)」という意味です。

蜂の膝がなぜ「最高」なのか? その由来は確かではありません。

由来について詳しく説明したサイトがありましたのでご紹介します。

https://www.phrases.org.uk/meanings/the-bees-knees.html

このサイトによると、蜂が足に花粉を付けて運ぶのが素晴らしいからという説や、beeはbusinessが変化したものだという説などありますが、どれも明確な根拠はありません。

そもそもbee’s kneesという表現が最初に使われた(と確認された)のは18世期ですが、その時は、小さいこと(smallness)の同義で使われています。

“It cannot be as big as a bee’s knee.”

その後、一旦は使用されなくなり、再び使われるようになったのは、20世紀に入ってからです。

最初は、新聞漫画などで、特に何の意味のない「ナンセンスな言葉」の一例として使われます。

例えば、漫画の中で、登場人物が、お店に行って店員さんに「Bee’s Kneesを3箱頂戴」と注文するなどです。

なぜbee’s kneesなのかは不明ですが、「ビー」と「ニー」の語呂が良かったからではないかとも言われています。

その後、1920年代は、「ナンセンス」な言葉に「最高(excellent)」の意味を持たせることが流行り、bee’s kneesも「最高(excellent)」として使われるようになります。

1924年には、ブロードウェイダンサーでチャールストンの世界チャンピオンの(Ms.) Bee Jacksonの踊りが世間で絶賛されますが、その踊り(踊る足技)が素晴らしいので、「彼女の足」がBee‘s Kneesとリンクされ、一般的に使われるようになったとも言われています。

Bee’s kneesという言葉自体は、1924年よりも前から存在するので、Bee JacksonがBee‘s kneesの語源ではありませんが、Bee’s Kneesという言葉を世間に知らしめ、現在でも生き残る言葉にした一因として、Bee Jacksonの存在は大きいのかもしれません。

まとめ

bee’s kneesは「一流の/最高の/とびきり素晴らしい(人・物)」という意味です。

由来は諸説ありますが、確かではありません。

20世紀初頭にナンセンスの意味で使われた後、1920年代に「最高(excellent)」の意味に転じ、現在まで生き残ったと思われます。

ナンセンスな言葉として使われた一因でもありますが、聞いた時の語呂がよく、「ビー」と「ニー」の響きがいいですね。

特に、”Be the Bee’s Knees”と文にすると、「ビー・ザ・ビーズ・ニーズ」となります。
太字にアクセントがきてより強く発音するので、「ビー・ビー・ニー」とも聞こえます。

面白い言い回しなので、是非、使ってみてください。

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