魔法科高校の劣等生は佐島勤原作のライトノベル、シリーズ累計1,500万部突破の伝説的スクールマギクスです。(マギクスとはラテン語で魔法(magic)を意味し”magicus”と綴ります)
魔法が技術として確立され、強力な魔法技能士が国の力とみなされるようになった世界で、魔法技能士を養成する国策高等学校、国立魔法大学付属第一高校に入学した兄妹の物語。
アニメ第1期は2014年に、高校生活3年間のうち初年度の部の「入学編7話」「九校戦編11話」「横浜騒乱編8話」、計26話を放映。
とても面白く続きを期待していましたが、6年の歳月を経て、ついに第2期が始まります!
第2期はやはり初年度の部の最後のお話「来訪者編」です。
2020年7月放映予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、10月に延期されました。
待ち遠しいですが、ここは我慢ですね。
予告編は解禁されましたので、まずは予告編を見て期待を膨らませましょう!
魔法科高校の劣等生第2期予告編(英語字幕付き)
皆さん、明けましておめでとうございます!
Everyone, Happy new year!
深雪、とても似合っているよ。
Miyuki, this dress really suits you.
Suit:(服装などが)(人)に似合う、ふさわしい
お兄さま、、、いつもいつも、その手で誤魔化せるとは思わないでください。
Brother,,, Please don’t think that you will always deceive me like that.
皆さん、初めまして。
It’s a pleasure to meet you.
アンジェリーナ・クドウ・シールズです。
I’m Angelina Kudo Shields.
リーナと呼んでくださいね。
If you want to call me Lina.
”Call me Lina, please”でもよいのですが、”If you want to”を付けることで「よろしければ」のニュアンスが加わっています。
ターゲットと少しは親しくなれたと思うけど、肝心なことはまだ。
I think I could get closer to the target but there is still no essential information.
Get closer:親しくなる
Essential:最も重要な、肝心な、必要不可欠な
“世界最強の魔法部隊“であるスターズを擁する北アメリカ合衆国は
“The strongest magic unit in the world” who belong to the United States.
「北アメリカ合衆国」は、原作では、”United States of North America: USNA”とされています。
秘密裏に未観測の戦略級魔法と、その魔法を使用した魔法師の正体を暴こうと躍起になっていた。
Behind the scene, they saw un unseen Strategic Class Magician, they were desperate to disclose the true identity of the user of magic.
Behind the scene:(裏工作などが)舞台裏で、陰で、密かに、水面下で
Be desperate:〜をしたくてたまらない
True identity:正体
それより先にこっちの正体がバレちゃいそう。
Other than that, my real identity is involved.
Other than that:それより、それより他に
Real identity:正体
be involved:巻き込まれた、関わり合いになった
でも、相手は所詮高校生。
But the enemy is a high school student.
仮に疑っていたとしても、尻尾を掴ませたりはしませんよ。
Even if I don’t trust him, it’s no reason that he discovered us.
「仮に疑っていたとしても」の字幕が”Even if I don’t trust him”となっていますが、”Even if he doesn’t trust me”の間違いではないかと思います。
It’s no reason that:〜の理由はない
お兄さま、やはりリーナは、、
Brother as I thought it’s Lina.
As I thought:思った通り、やはり
ああ、高い確率で彼女は、米軍最強の魔法師部隊スターズの総隊長、アンジー・シリウスだ。
Yes, there is a good chance that she is a high commander of the most powerful magic unit in the world stars, Angie Sirius.
A good chance:高い確率
・・・”good”は「かなりの量の」、”chance”は「機会」「可能性」の意味です。
リーナ、安心しなさい、殺しはしないから。
Lina is at ease because I won’t kill you.
「リーナ、安心しなさい」の字幕が“Lina is at ease”となっていますが、”Lina, be at ease”の方がよいのではないかと思います。“At ease”は「安心して」「くつろいで」の意味です。
深雪、あなた、私に勝てると思っているの?
Miyuki, do you think you could win against me?
Win against:〜に勝つ
シリウスの名を与えられたこの私に。
It was I who was named as Sirius.
“It was 〜 who”は強調構文です。”I was named as Sirius”の“I”を強調し「この私に」のニュアンスを出しています。
魔法科高校の劣等生、来訪者編
The Irregular at Magic High School
Irregular:規格外品、異端者
・・・劣等生の英訳ではありますが、直訳ではなく、劣等生だけでなく優等生としても規格外・異端者として、”irregular”が使われています。
このタイトルの英訳版は公式サイトにも掲載されているもので、作者・製作者の意図を示しています。
主人公司波達也は、第一高校の入学試験の基準では魔法力が弱いとして実技試験で点が取れずにニ科生となりますが、実は、戦略級魔法師です。
「来訪者編」の英訳は字幕に出ていません。
あえて訳すなら、”A visitor arc”でしょうか。
2020年10月放送開始
Postponed to fall 2020
予告編音声は元々の2020年7月放映開始のままですが、字幕では、2020年10月(英語字幕では秋)に延期とアップデイトされています。
説明はしてもらえるんだろうな。
Could you give me an explanation?
その前に離してくれない?結構痛いんだけど。
Before that, release me, it hurts a bit.
Before that:その前に
A bit:少し
まとめ
魔法科高校の劣等生、第2期もまだ初年度(1年生)です。
原作では2年生、3年生と話が続いていきます。
面白い作品ですので、第2期も成功し、第3期、第4期と続いて欲しいものです。