アナ雪

映画で英語:アナと雪の女王2 (Frozen II) 公開決定

「アナと雪の女王(原題:Frozen)」の続編「アナと雪の女王2(原題:Frozen II)」が2019年11月22日、日米同時公開されることが2019年2月19日に発表されました。

「アナと雪の女王(Frozen)」は、2013年、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の3D-CGのミュージカル・ファンタジー映画で、世界中で大ヒット。
その後、スピンオフ短編アニメが2本、2015年に「アナと雪の女王 エルザのサプライズ」が「シンデレラ」と同時上映で、2018年に「アナと雪の女王 家族の思い出」が「リーメンバー・ミー」と同時上映で公開されましたが、長編の続編は今回が初めてで期待が膨らみます。

Frozen 2: Official Teaser Trailer

発表の数日前、2月中旬には、Official Teaser Trailerが公開されています。
ちなみに、Trailerは「予告編」ですが、「Teaser Trailer」って何だか知っていますか?

広告業界では「Teaser Advertisement」を「ティーザー広告」といいます。「ちら見せ広告」「焦らし広告」「覆面広告」などとも言われるようです。
英語の「Tease」=「思わせ振りな態度をして相手をじらす」からきていて、「内容はよくわからないけどちょっとだけ見せて、期待を膨らませる効果のある予告編」のことをいいます。

だから当然この予告編だけでは内容は何だか全然分かりませんが、少なくともエルザ、アナ、クリストフ、スヴェン、オラフといった主要キャラクターは再び登場し活躍するようですね。

舞台は大波の海原、紅葉の秋の林野といった少し不気味な印象の見知らぬ土地のようです。

声優もエルザ役のイディナ・メンデル、アナ役のクリステン・ベルとも続投と発表されています。監督もクリス・バック、ジェニファー・リーと不変です。

Frozen 2 Official Teaser Trailer by Walt Disney Animation Studios

名曲“Let It Go”

Frozen 第1作はミュージカル映画でその中で素晴らし歌がいくつも使われていましたね。

中でも”Let It Go”は大好きです。

“Let It Go”は「ありのままで」と訳されていますが、この訳について少し考えます。

Don’t let them in, Don’t let them see
Be the good girl you always have to be
Conceal, don’t feel, don’t let them know
Well, now they know
Let it go, Let it go, Can’t hold it back anymore
Let it go, Let it go, Turn away and slam the door
I don’t care what they’re going to say
Let the storm rage on
The cold never bothered me anyway

Walt Disney Music Company

とまどい 傷つき 誰にも打ち明けずに悩んでた
それももうやめよう
ありのままの姿見せるのよ
ありのままの自分になるの
何もこわくない 風よ吹け
少しも寒くないわ

(吹替歌詞)

Walt Disney Music Company

“Let It Go”と”Let It Be”のニュアンスの違い

“Let it go”と似たような表現としてビートルズの”Let it be”を思い出す人も多いと思います。
“Let it be”も「ありのままで」という意味です。

では”Let it go”と”Let it be”、どこが違うのでしょうか?

“Be”はbe動詞で状態を表します。「あるままの状態でいよう」というニュアンスです。

一方、”go”は「話し手と聞き手の両方の地点から異る場所へ移動する」ことを意味します。
つまり、「”it”をどこか他の場所へ移動させてしまおう」というニュアンスです。

ここでいう”it”は、”cant hold it back”の”it”、「隠していた秘密」、「もう元に戻すことの出来ない秘密」のことです。「いつもいい子の振りをしていた自分」のことでもあります。

「隠していた秘密」は遠くへ追いやり、忘れ去り、もう気にする必要がない。
後ろのドアを閉め、封印すればいい。
もう秘密を隠していい子の振りをする必要もない。
もう誰が何を言っても気にしない。

そういったニュアンスでの「ありのままの自分になる」ということです。

日本語の歌詞だけを聞いていると、前向きトーンで「本来のありのままの自分になる」と取りがちですが、「忘れるのよ、バレてしまった今となってはもうどうしようもないんだから」とネガティブなヤケになったトーンも含まれていると思います。

映画の流れとしても、その方が自然ですね。

過去は過去

“Let It Go”の歌詞はとても素敵で、かつ勉強になるフレーズに溢れています。

その中でも特に気に入っているのは、

“I’m never going back, Past is in the past”

「輝いていたい もう決めたの」(吹替)

Walt Disney Music Company

です。

ここでも、日本語吹替歌詞と英語歌詞で少しニュアンスが違いますね。

日本語吹替歌詞の方が前向きトーンが強まっています。

英語歌詞では、「もう昔には戻らない(=戻れない)、秘密を隠していた自分の姿はもう過去の扉の向こう側にあるのだから」といった諦めににた決意が込められているように感じます。

だから”Past is past”ではなく”Past is IN the past”なんだと思います。

そうした目線で、もう一度 ”Frozen” 見てみては如何でしょうか?

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