人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版第24弾「緋色の弾丸」は、2020年4月17日公開予定でしたが、新型コロナ・ウイルス感染症拡大の影響で公開延期となり、いつ公開されるのかまだはっきりわからない状況が続いています。
待ちきれないファンのために、過去の劇場版作品が、HuluやU-Nextなどで公開されていますし、TV地上波でも昨年公開された「紺青の拳(フィスト)」が早速公開されていました。
Huluは2週間、U-Nextは31日間の無料お試し期間がありますので、自宅巣篭もりのこの機会に一気見するのもお勧めです。
Huluでは2019年の紺青の拳まで劇場版23作品全て、U-Nextでは2018年のゼロの執行人まで劇場版22作品が、そしてHuliでもU-Nextでもテレビシリーズの大半を見ることができます。
個人的には2002年の第6弾「ベイカー街の亡霊」が一番好きです。
ゲーム世界の「オールド・タイム・ロンドン」を舞台にシャーロック・ホームズや切り裂きジャックも登場するスリルとサスペンスとアクション満載の本格推理物に仕上がっています。
2019年の第23弾「紺青の拳(フィスト)」もお気に入りの一作です。
舞台のシンガポール、特に3つのタワーの上に船のようなプールが浮かんでいるマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルは魅力的で、この映画を見た後、このホテルに泊まるために家族でシンガポール旅行に行ってしまいました!
最新作第24弾「緋色の弾丸」は、世界最大のスポーツの祭典WSG- World Sports Gamesと東京と名古屋を結ぶ真空超電動リニアを舞台とし、謎の多い赤井ファミリー:FBIの赤井秀一、天才棋士の羽田秀吉、帝丹高校に通う女子高生探偵の世良真純、コナンと同じように身体が小さくなった母親メアリーが集結します。
WSGはきっと東京オリンピック2020を意識していたと思いますが、オリンピックも延期となってしまい、とても残念です。
- 最新作:緋色の弾丸予告編(英語字幕付き)
- 劇場版名探偵コナンこれまでの23作品
- 第1作(1997年):時計じかけの摩天楼
- 第2作(1998年):14番目の標的(ターゲット)
- 第3作(1999年):世紀末の魔術師
- 第4作(2000年):瞳の中の暗殺者
- 第5作(2001年):天国へのカウントダウン
- 第6作(2002年):ベイカー街の亡霊
- 第7作(2003年):迷宮の十字路(クロスロード)
- 第8作(2004年):銀翼の奇術師(マジシャン)
- 第9作(2005年):水平線上の陰謀(ストラテジー)
- 第10作(2006年):探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)
- 第11作(2007年):紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
- 第12作(2008年):戦慄の楽譜(フルスコア)
- 第13作(2009年):漆黒の追跡者(チェイサー)
- 第14作(2010年):天空の難破船(ロスト・シップ)
- 第15作(2011年):沈黙の15分(クォーター)
- 第16作(2012年):11人目のストライカー
- 第17作(2013年):絶海の探偵(プライベート・アイ)
- 第18作(2014年):異次元の狙撃手(スナイパー)
- 第19作(2015年):業火の向日葵
- 第20作(2016年):漆黒の悪夢(ナイトメア)
- 第21作(2017年):から紅の恋歌(ラブレター)
- 第22作(2018年):ゼロの執行人
- 第23作(2019年):紺青の拳(フィスト)
- まとめ
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最新作:緋色の弾丸予告編(英語字幕付き)
海外にもファンの多い名探偵コナンですが、今回の緋色の弾丸の予告編も早速英語字幕付きのものがYouTibeに出ています。
英語字幕解説
15年前の忌まわしき事件が、今度は東京で起きるかもしれない
The incident 15 years ago might happen again in Tokyo.
“might”は”may“の過去形です。”may”も「〜かもしれない(推量・可能性)」という意味はありますが、過去形の”might”にすると、より「仮定」の意味が強くなります。一般に、”may”は50%の確率、“might”は50%よりも低い確率と言われています。
“incident”は「『偶発的な一回だけの)出来事・事件」や「(深刻な結果を招きかねない国際的な)事件・衝突」などを意味します。
4年に一度開催されるスポーツの祭典、ワールド・スポーツ・ゲームス
The apex of sports held once every four years, World Sports Games.
“apex”は「頂点」「最高潮」を意味します。日本語の「祭典」はお祭り=festivalと訳しがちですが、”apex”は「最高の催し」「スポーツの頂点」というニュアンスが出てピッタリですね。
[連続拉致事件]
[Serial abduction cases]
“abduction”は「誘拐」「拉致」の意味です。動詞の「誘拐する」「拉致する」は”abduct”になります。
“serial”は「連続の」「シリーズの」の意味です。シリーズ”series”の関連語として覚えるといいですよ。
いま再び悪夢が繰り返される!
The nightmare is going to happen again!
“happen”は「(偶発的に)起こる」ことに使われます。
逃げて!工藤くん!
Run! Kudo-kun!
しん、、いち、、?
Shin,,,ichi,,,?
蘭!
Ran!
助けて!
Save me!
赤井さん、万一の時が来てしまったみたいだ、、
Akai-san, an emergency situation has come.
「来てしまった」なので現在完了形で”has come”となります。
了解した
Roger that.
“roger”は「了解」ですが無線用語で軍隊でもよく使われる言い方です。昔ガッチャマンでよく使われていましたね。
[永遠の不在証明、東京事変]
[The eternal alibi, Tokyo Jihen]
コナン君、君は一体、誰と何をしているんだ⁉︎
Conan-kun, Who are you and what are you?
ここの英訳は「君は誰なんだ、君は何者なんだ」といった意味なので、原文とはちょっとニュアンスが違う気がします。
直訳ですがむしろ”What the hell are you doing? Whom are you with?”などの方が原文の意味に近いかなと思います。
あの車を追え!
Chase that car!
決戦は真空超電動リニア
The decisive battle will be in the hyper liner.
“decisive”は「(議論や競争を決着させる)決定的な」という意味です。名詞の決定”decision”の関連語ですね。
時速1,000kmで東京へ⁉︎
It’s heading for Tokyo at 1,000km/h!?
“head for”は「〜へ向かう」という意味です。頭を〜に向けて進む、ということから来ているのだと思います。
[赤井秀一、FBI捜査官]
[Shuichi Akai, FBI Investigator]
“FBI“は米国の警察機構の一つで連邦捜査局”Federal Bureau of Investigation”のことですね。テロ、スパイ、汚職、強盗事件、複数の州に跨る広域事件を担当します。
[羽田秀吉、プロ棋士]
[Shukichi Haneda, Pro Shogi Player]
[世良真純、女子高生探偵]
[Masumi Sera, Female High School Detective]
[メアリー、MI6捜査官]
[Mary, MI6 Investigator]
“MI6”は英国の秘密情報部”Secret Intelligence Services、SIS”のことで”MI6”は通称です。国外の政治経済、その他秘密情報の収集、情報工作を任務としています。
“MI”は”SIS”の前身の”Military Intelligence”の略で番号は課の番号です。”MI6”は「軍事情報部第6課」ということになります。第1課から第5課ももちろん存在し、MI1は暗号、MI2は中東、ソ連、米州担当、MI3は東欧、バルト沿岸、MI4は地図作成、MI5は防諜を担当していたようです。
[赤井一家集結]
[The Akai family assembles]
“assemble”は「集まる」「集合する」という意味です。
狙撃ってまさか、犯人を殺す気⁉︎
Sniping? It can’t be! He intends to kill the culprit?
“culprit”は「犯罪者」「容疑者」の意味です。
「まさか」は”it can’t be”と訳されています。ニュアンスがよく出ていますね。
あの坊やは、俺たちFBIとは違うようだ
That boy seems to be different from us FBI.
[引き裂かれた運命]
[The torn apart fate]
“torn apart”で“fate”を形容しています。“torn”は”tear”「引き裂く」の過去分子、”apart“は「離れて」「バラバラに」の意味です。
まさか
It can’t be.
先程もでてきた「まさか」=”it can’t be”(そんなわけはない)です。
私はいま、あの子に会うわけにはいかない
I can’t meet that boy yet.
[禁断の出会い]
[The forbidden encounter]
“encounter”は「(偶然の)出会い」です。
危険すぎる人物たちが引き合わされるとき、世界が動く!
When dangerous persons are reunited, the world is set int motion.
見えたよ、勝ち筋が!
I see it,,, how to win!
“how to win”は「勝ち方」「どうやって勝つか」です。
大丈夫よ、私が守ってあげるから
It’s alright,,, I’ll protect you.
ちげーだろ、
That’s not right.
おめーを守るのは、俺の、、
The one who will protect you is...me!
劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸
Declive Conan: The movie, The Scarlet Bullet
待って、赤井さーん!
Wait, Akai-san!
とどけ、遙か彼方へ
Reach,,, to far,,, far away!
[近日公開]
[Coming soon]
劇場版名探偵コナンこれまでの23作品
劇場版24作目緋色の弾丸、面白そうですね!
もう完成していていつでも観れる状態なのに観れないなんて、とってもジリジリします。
そういったコナンファンの皆さん、この機会に、是非、過去の作品を振り返ってみては如何でしょうか?
HuluやU-Nextで過去劇場版の一気見が出来ます。しかも、Huluは2週間、U-Nextは31日間の無料期間がありますので、無料期間中に全作見てしまうことも可能です。
過去劇場作品のタイトルは以下の通りです。
第1作(1997年):時計じかけの摩天楼
記念すべき第1作。連続爆弾犯とコナンとの戦いが描かれます。
第2作(1998年):14番目の標的(ターゲット)
第3作(1999年):世紀末の魔術師
怪盗キッドが初めて登場する作品です。
第4作(2000年):瞳の中の暗殺者
狙撃犯を目撃し記憶喪失になった蘭に危機が。コナン(新一)と蘭の恋の行方が気になる一作です。
第5作(2001年):天国へのカウントダウン
第6作(2002年):ベイカー街の亡霊
ゲームの世界に入って活躍するVRもの。シャーロック・ホームズや切り裂きジャックがいるオールド・タイム・ロンドンで少年探偵団が活躍します。
私の一番のお気に入りです。
第7作(2003年):迷宮の十字路(クロスロード)
西の高校生探偵服部平次が活躍するお話です。
第8作(2004年):銀翼の奇術師(マジシャン)
怪盗キッドをフィーチャーした一作となっています。
第9作(2005年):水平線上の陰謀(ストラテジー)
第10作(2006年):探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)
第11作(2007年):紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
第12作(2008年):戦慄の楽譜(フルスコア)
第13作(2009年):漆黒の追跡者(チェイサー)
麻雀牌を鍵とした連続殺人の本格推理ものに仕上がっています。
第14作(2010年):天空の難破船(ロスト・シップ)
怪盗キッドが登場、大活躍します。
第15作(2011年):沈黙の15分(クォーター)
ラストの雪山でのスノボを駆使したコナンの活躍が圧巻です。
第16作(2012年):11人目のストライカー
Jリーグ20周年コラボ作品。実際のサッカー選手が声優として登場します。
第17作(2013年):絶海の探偵(プライベート・アイ)
第18作(2014年):異次元の狙撃手(スナイパー)
緋色の弾丸でも出てくる実は赤井ファミリーの女子高生探偵世良真純が活躍します。
第19作(2015年):業火の向日葵
第20作(2016年):漆黒の悪夢(ナイトメア)
第21作(2017年):から紅の恋歌(ラブレター)
大阪の高校生探偵平次と彼女の和葉を中心にした京都を舞台にしたお話。
ラブストーリーの要素が高い一作です。
第22作(2018年):ゼロの執行人
大人気キャラ安室透(黒の組織のバーボン、でも実は警視庁公安の降谷零)をフィーチャーしたアクションもの。シリーズ最高の興行収入を記録した人気作品です。
第23作(2019年):紺青の拳(フィスト)
シンガポールを舞台にした作品。空手の達人京極真と怪盗キッドが大活躍します。
あなたもきっと、シンガポールに行きたくなります。
まとめ
劇場版名探偵コナンは大人も楽しめる作品になっています。
登場人物も多彩で魅力的ですね。
あなたは誰のファンですか?
紺青の拳、公開までの間、是非、過去作品で楽しんでください!