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ミュージカルで英語!:コロナに負けるな応援動画/「アニー」作曲家(91歳)が“Tomorrow”を歌う

コロナウィルスが世界中で猛威を振るう中、様々なアーティストやアスリートが応援動画を発信しています。

米国ではWHOとGlobal Citizenが主催しLady GAGAがキュレートしたOne World: Together at Homeで多くのアーティストが自宅でのパフォーマンスをライブ配信。約137億円の寄付が集まりWHOを経由して医療従事者に送られました。

最近ではカナダ出身のアーティストによるプロジェクトArtistCANがLean on Meのカバーをチャリティ・ソングとしてリリースし話題となりました。

日本でも海外でも、日々、多くの芸能人が自宅パフォーマンスや過去のパフォーマンス映像の無料配信を行い、人々を勇気付けています。

そんな中、ミュージカル「アニー」の作曲家Charles Strouse(91歳)が自宅で歌う”Tomorrow”が素敵で元気付けられたので、紹介したいと思います。

ミュージカル「アニー(Annie)」とは?

ストーリー(Wikipedia アニーから引用)

1933年、世界大恐慌直後の真冬のニューヨーク。街は仕事も住む場所もない人で溢れ、誰もが希望を失っていた。そんな中、どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいた。ニューヨーク市立孤児院に住む11歳の赤毛の女の子、アニーだ。
大富豪オリバー・ウォーバックスは前向きに生きるアニーを気に入り養子にしたいと考えるが、両親を待ち続けるアニーのために、両親を見つけたものに5万ドルの報償金与えると公表する。
お金目当ての人が多く集まるが、皆偽物で、アニーの本当の両親は既に死亡していたことがわかり、アニーはウォーバックスの養女となる。
その間、アニーはホワイトハウスを訪問し、閣僚たちを前に希望を失わないことを説き、それを聞いたルーズベルト大統領は大恐慌を乗り切るため大規模な経済対策であるニューディール政策を発案する。

舞台

原作は新聞連載漫画「小さな孤児アニー(Little Orphan Annie)」です。

ブロードウェイ初演は1977年。1978年にはロンドンのウェスト・エンドでも開演。日本でも1978年に日生劇場で初演されました。

映画

1982年、1999年、2014年の3回映画化されています。

特に2014年は、舞台を現代のNYに移し、大富豪役、アニー役ともアフリカ系アメリカ人が演じる等大きく設定を変更し話題となりました。孤児院長役のキャメロン・ディアスの熱演も光ってました。

作曲家Charles Strouse

1928年6月7日生まれの91歳(来月には92歳)、NY出まれの米国人。

アニーでその年のトニー賞(Best Original Score)を受賞。

ミュージカル作曲家でアニーのほかにも1979年のCharlie and Algernon(アルジャーノンに花束を)など手掛けていますが、1967年のBonnie and Clyde(俺たちに明日はない)など映画音楽も作曲しています。

“Tomorrow”

“Tomorrow”はミュージカル「アニー」の代表曲です。

“The sun will come out tomorrow”「明日には日は昇る」という歌詞が希望を与えてくれます。

メッセージ

Hello. My name is Charles Strouse. I’m almost 92 years-old, and staying at home of course in uncertain moment we are all facing. こんにちは。私の名前はチャールズ・ストラウスです。もうすぐ92歳になります。皆が直面している不安定な状況の中、もちろん在宅です。
I might just share a song I wrote with Martin Charnin several years ago. 何年か前にマーティン・チャーニン(作詞家、2019年84歳で逝去)と書いた歌を皆さんに届けたいと思います。
I hope it helps with a little bit of optimism. この歌が少しでも皆の気持ちを明るくできればと願います。
This goes out to the entire world and as a born and bred New Yorker especially to my city. この歌を全世界に届けます。そして生粋のニューヨーカーとして特に私の街に。

Help with:〜に役立つ、〜を手伝う

A little bit of:少しばかりの
・・・bitは「少し」「少量」という意味です。

Optimism:楽観主義、楽観

Born and bred:生粋の、生え抜きの、生まれも育ちも
・・・be bornで「生まれる」。bredはbreed「飼育する、養育する」の過去分子です。

“Tomorrow”歌詞

The sun will come out tomorrow 明日になれば日が昇る
Bet your bottom dollar that tomorrow there’ll be sun 明日になれば太陽が出る、最後の1ドルを掛けても大丈夫
Just thinkin’ about tomorrow clears away the cobwebs and the sorrow ‘til there’s none ただ考えてみて。明日になればモヤモヤも悲しみも消え去って、何もなくなってしまうって。

Cobweb:蜘蛛の巣、(頭の中の)もやもや・混乱

Sorrow:悲しみ

Clear away:消え去る、消し去る

When I’m stuck with a day that’s grey and lonely 灰色で孤独な1日に行き詰まった時でも
I just stick up my chin and grin and say, oh ただ顔を上げて、にっこり笑って言うの

Be stuck with:〜に行き詰まっている

Stick up one’s chin:顎を上に突き出させる=顔を上げる
・・・日本語では「顔を上げる」といいますが、同じ意味で英語では「顎を上げる」といいます。

Grin:歯を見せてにっこりと笑う

The sun will come out tomorrow 明日になれば日は昇る
So you gotta hang on ‘til tomorrow, come what may! だから頑張らなくては、明日まで、何があっても
Tomorrow, tomorrow, I love ya, tomorrow 明日、明日、私は明日が大好きよ
You’re always a day away! あなたはいつでも1日先にいる

Gotta:have got toの省略形、〜しなければならない

Hang on:(困難などに屈せず)踏ん張る、頑張り続ける、しがみつく、待つ

‘Til:tillの省略形、〜まで

Come what may:何が起ころうと

Ya:youの省略形、あなた

A day away:1日先
・・・「1日離れた先にいる」ということですね。

まとめ

明日が見えない、誰もが希望を失った大恐慌の時代に孤児という境遇の中でも、希望を失わないことの大切さを歌ったアニー。

コロナウィルスとの戦いが長期化することが予想され、明日への不安が高まっている今だからこそ、「明日にはまた日が昇る」と歌う“Tomorrow”の歌詞が心に染み入ります。

92歳になろうとするCharles Strouseの元気な姿にもまた勇気付けられますね。

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