Bleachの週刊少年ジャンプ連載開始20周年を記念した3つのプロジェクトが始まります。
その中のひとつが、Bleach最終章、千年血戦編のアニメ化です!
Bleachは海外でも人気が高く、早速、海外メディアでも話題になっています。
今回は“CBR,com”の記事を紹介します。
“CBR.com”は、”Cómic Book Resources”として1995年に開始、2016年にオーナーが変わり、”CBR.com”としてリニューアルスタートしました。当初はアメコミ中心だったようですが、いまはアニメ情報も多く取り扱っています。
Bleach千年血戦アニメ化記事
記事タイトル
Bleach: The Thousand-Year Blood War, Explained ブリーチ、千年血戦、全て説明
https://www.cbr.com/bleach-thousand-year-blood-war-explained/
記事本文抜粋
Running from 2004-12, the Bleach anime was a huge hit in its time, both in Japan and overseas (where it aired on Adult Swim in the United States, on YTV in Canada and on Buzz in Mexico and several other Spanish-speaking countries), but was unceremoniously canceled while Tite Kubo's original manga was still running in Weekly Shonan Jump. 2004年から2012年にかけて、Bleachのアニメは日本でも海外(米国のアダルト・スウィム、カナダのYTV、メキシコのバズ、その他のスペイン語圏諸国)でも大ヒットとなった。 しかし、久保帯人の原作漫画が週刊少年ジャンプに掲載中に突然放映中止となった。
Unceremoniously:あっさりと、突然、出し抜けに、さりげなく
・・・形容詞の”unceremonious”は「儀式ばらない」「不作法な」の意味です。“ly”を付けて副詞化し「不作法に=出し抜けに」となります。”ceremonious”「礼儀正しい」「儀式ばった」を接頭語の”un”で否定したものです。
While that severely damaged the series' status as one of the Big Three shonen manga of the 2000s alongside Naruto and One Piece, alongside widespread complaints of inconsistent plotting and pacing, fans still hung on, reading the series every week until its conclusion in 2016. それは、(マンガの)構想と(アニメ制作の)ペースの不一致に対する広く広がった不平とともに、ナルト、ワン・ピースと並んで2000年代の三大少年マンガの一つであったブリーチの位置付けを著しく傷付けたが、ファンは依然、2016年の結末まで毎週連載を読み続けた。
Alongside:〜と並んで、〜と同時に
Widespread:広く広がった
Complaint:不平、不満
Inconsistent plotting and pacing:構想とペースの不一致
・・・マンガの構想とアニメ制作のペースが一致していなかったので、マンガがその後続いたのに最後までアニメが放映できなかったということだと思います。
Hang on:(困難などに屈せず)頑張り続ける、踏ん張る、やり続ける
By ending before the manga did, the anime missed the chance to adapt the former's final arc, the "Thousand Year War Blood Arc," which ran from 2012-16. 漫画が完結する前に放映が終了したため、アニメは2012年から2016年にかけて連載された漫画の最終章である千年血戦編のアニメ化の機会を逃した。
But fans recently got an unexpected surprise when -- three days ahead of an official livestream for Bleach’s 20th anniversary that was originally supposed to occur during the now-canceled AnimeJapan 2020 -- the news spread on social media, via a leaked two-page advertisement from this week's issue of Weekly Shonen Jump that the arc will be getting an anime adaption in 2021. しかし、ファンは最近、予想もしていなかった驚きを受けた。元々は開催中止となったアニメ・ジャパン2020でやるはずだったブリーチの20周年公式ライブ配信の3日前、その週の週刊少年ジャンプの2ページに渡る広告で、千年血戦編が2021年にアニメ化されるとの情報が流れ、ソーシャルメディアであっという間に広がった。
As of this time, no studio has been announced (though the original anime was done by Noriyuki Abe and Studio Pierrot).
Arc:シリーズ物のTVドラマ等で1話完結でなく複数回にまたがる物語
・・・Cambridge dictionary (web)では、”a complete story or the story of one character, especially one that is a part of larger story in a film, book or television series”とあります。ひとつの纏まった話の塊で、正に○○編の編に相当する単語です。
Three days ahead of 〜:〜の3日前
Typically, an anime based on a weekly manga adapts one or two chapters an episode, though obviously, it varies by series (One Piece has a rate of about one-and-a-half chapters per episode). 通常、週刊漫画を元にしたアニメは、エピソードひとつに1話から2話充てている。もちろん、作品によって異なるけれど(ワンピースはエピソードひとつに1.5話充てている)。
This could be to Bleach's advantage upon its return as, given that it's a war, most of the "Thousand-Year Blood War" arc is cross-cutting between several concurrent battles. これはブリーチが帰ってくるにあたり有利な点だ。というのは、この話は戦争で、千年血戦編の大半は、同時並行で進行する戦いのカットバックだからだ。
Typically:典型的に、通常
Chapter:章
・・・本の章わけに使われますが、ここではアニメの話数のことです。
Cross-cut:カットバックする(複数の異なる短いシーンを交互に映し出す手法)
Concurrent:(複数の事柄が)同時に起こる
Taking advantage of the fluidity of motion in animation provides -- alongside a predetermined knowledge of how things add up -- allows the anime's production crew to keep things from dragging and condense the story to a manageable length while still being as entertaining and engrossing as Bleach is at its best. アニメーションの動きの滑らかさの利点は、ストーリーがどうなるか分かって点と相まって、アニメ制作スタッフに、ストーリーを無駄に伸ばしたり縮めたりせず適切な長さに管理し、ブリーチを最高に楽しく面白い作品にすることを可能にする。
Fluidity:滑らかさ、円滑さ、流動性
Motion:動き
Predetermined:所定の、あらかじめ定められた
・・・”pre”は「前に」「事前に」を表す接頭語、”determined“は「定められた」を意味します。
Production crew:制作スタッフ
・・・”crew”はもともと「(船の)乗組員」ですが、そこから転じて、「(一緒に仕事をする)グループ」「(一緒に過ごす)仲間」の意味になります。
Dragging:のろのろした
Condense:凝縮する、要約する、短くする、簡略化する
Engrossing:面白くてたまらない、夢中にさせる
How will it all shake out? 一体どんな感じになるのだろうか?
We'll find out in 2021! それは2021年のお楽しみだ。
In the meantime, you can revisit Bleach subbed and dubbed on Hulu and Netflix (just the first three seasons), and subbed on Crunchyroll; watch the third and fourth anime films, Fade to Black and Hell Verse and the 2018 live-action movie on Netflix, as well as re-read the manga on Manga Plus (which reruns chapters every Sunday) and on the official Shonen Jump website (which has the entire series). それまでの間、ブリーチの字幕付き版と吹き替え版(最初の3シーズン)をHuluとNetflixで、Crunchyrollでは字幕付き版であらためて見ることができる。映画の3作目と4作目、それに2018年の実写版映画はNetflixで見れるし、原作漫画は、Manga Plusと少年ジャンプの公式ウェブサイトで読むこともできる。
Shake out:再生する、再編成する
・・・元々は「振って外に出す」を意味します。そこから転じて「(振って)再編成する」となります。
Find out:見い出す、明らかにする、確認する
In the meantime:それまでの間、その間、そうこうするうちに
Revisit:再訪する、再考する
・・・”re”「再度」、”visit”「訪問する」ということです。
Subbed and dubbled:字幕付き版と吹き替え版
・・・”subbed”は“subtitled”の略です。ここでいう字幕とは米国内ユーザー向けの英語字幕のことです。字幕、吹き替えなどいろいろ紹介されていますが、みな、米国内ユーザー向けサービスなので、残念ながら日本国居住者は見ることができません、、
Live-action movie:実写版映画
Bleach過去作品を見れる動画配信サービス
米国のNetflix、Cruncyrollでは吹き替え版、字幕付き版などいろいろ公開しているようですが、これらは米国内サービスなので、残念ながら日本では視聴できません。
でも、日本でもいくつかの動画配信サービスで過去作品を視聴することは可能です。
代表的なのは、HuluとU-Nextです。
Huluでは2週間、U-Nextでは31日間の無料トライアル期間がついていますので、それこそアニメが完成するまでの間、試してみては如何でしょうか?
まとめ
Bleachは国内でも海外でも依然高い人気を誇る作品です。
連載開始20周年を記念して、この最終章のアニメ化以外に、原画展や久保先生の新作漫画&アニメ制作などイベント目白押しのようです。
楽しみですね。