(1)映画で英語!

映画で英語!:永遠の妖精オードリー・ヘップバーンの名言で人生を豊かにしよう!

オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)、今でも永遠の妖精として多くの人の心に強く残っています。

「ローマの休日」、「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」、「ファイフェアレディ」。何度見ても飽きない名作ばかりです。

そうした映画の中のセリフばかりでなく、彼女は実生活の中でも数々の名言を残しています。

家族との私生活を大切にし、晩年はユニセフ親善大使として、アフリカを中心に飢えと病気に苦しむ子供達のためにボランティア活動に注力しました。

オードリー・ヘップバーンの魅力が今でも色褪せないのは、彼女が映画の中だけでなく、実生活においても気品を備え、いつも誠実で真摯で、しかもパッションを持って、前向きに生きていたからで、彼女の生き方そのものが、人々の魂を揺さぶり、共感を呼ぶからだと思います。

そんな彼女の名言は、きっとあなたの人生を豊かにしてくれること、間違いなしです。

オードリー・ヘップバーンの名言

オードリー・ヘップバーンの名言というと、真っ先に挙げられるのがこのセリフです。

“Nothing is impossible, the word itself says ‘I’m possible’!”

不可能なことなんて何もないわ
だって、不可能(Impossible)は、私は出来る(I’m possible)って書くでしょ!

Impossibleのスペルは確かにI’m possibleと分解できます。

言葉遊びと言ってしまえばそれまでですが、この言葉を見た瞬間、それだけとはいえない感動を覚えました。

困難にぶつかった際、人はついそんなことは不可能と心折れてしまいがちです。

でもそれは早すぎる、まだ諦めちゃいけない、不可能なことなんて何もない、だって、不可能(impossible)は、私はできる(I’m possible)ってことだから。

この言葉を聞くたびに励まされ、もう少し頑張ってみよう、という気持ちにいつもなります。

“The best thing to hold onto in life is each other.”

人生で最もしっかりと捕まえておくべきものは、お互いの相手のことよ

オードリー・ヘップバーンの名言には愛について語ったものが多くありますが、これもその一つです。

家族を大切にした彼女のいう言葉だからこそ、胸に染み入ります。

Hold onto は「ぎゅっと捕まえておく」「手放さない」という意味です。

“The most important thing is to enjoy your life, to be happy, it’s all that matters.”

最も大切なことは自分の人生を楽しむこと、幸せであること
それが全て

オードリー・ヘップバーンはどう生きるかについても多く語っています。

人生を楽しむこと、幸せであること、金銭や名誉や名声より、家庭を大事にし、家族と過ごすことを最優先し、スイスの美しい田舎家をついの住処としたオードリーらしいセリフです。

Matters は「重要である」という動詞です。it’s all that matters の直訳は「それが重要なことの全てです」です。

“I’ve been lucky. Opportunities don’t often come along. So, when they do, you have to grab them.” 

私は幸運だったわ。チャンスはそうそうやって来るものじゃないもの。だから、チャンスが来たら、しっかりと掴まなくちゃダメよ。

オードリー・ヘップバーンは子供の頃はバレリーナを目指していました。優秀でしたが背が170cmと高く、(当時は)背のせいでプリマドンナにはなれないと言われバレリーナは諦め、生きるため、モデルや女優の道を探る中、オーディションでローマの休日の主演に選ばれ、一夜にして世界的女優の仲間入りをしました。

それまでのスクリーンの美女といえば、マリリン・モンローのような豊満な女性ばかりでしたが、オードリー・ヘップバーンは美女の概念をひっくり返しました。

自身の経験を踏まえた言葉だけに、重みがありますし、実際に自分にも起こるかもしれないという真実味を感じさせます。

“As you grow older you will discover that you have two hands. One for helping yourself, the other for helping others.” 

あなたも大きくなったらきっとわかるわ。あなたには両手がある。一つは自分自身のため、もう一つは他者を助けるためにあるのだって。

58歳でユニセフ親善大使となり、63歳でなくなる直前まで、アフリカ、アジア、中南米の戦乱と貧困に苦しむ子供達のために、私財と時間を惜しげなく注ぎ込んで尽くしたオードリー・ヘップバーンならではの言葉です。

おそらく自分の子供たちに言った言葉なんだと思います。

“Why change? Everyone has his own style. When you have found it, you should stick to it.”

なぜ変わらなくちゃいけないの?誰でも自分自身のスタイルを持っている。もしそれを見つけたのなら、それをなくしちゃダメよ。

純真で可憐なイメージの強いオードリー・ヘップバーンですが、自分の信念を持ち、その信念に抵触する時には、強く反論し自分の意見を押し通す強さを持っていたと言われています。

そんな彼女のこだわりを感じさせる一言です。

“Anyone who does not believe in miracles is not a realist.”

奇跡を信じない人は、現実主義者とはいえないわね。

ちょっとシニカルな、でもお洒落な皮肉です。

普通なら現実主義者は奇跡を信じないものですが、奇跡は現実の起こるのだから、奇跡を信じないのは現実的ではない、という主張です。

これも奇跡のような人生を生きたオードリー・ヘップバーンの言葉だからこその説得力があります。

オードリー・ヘップバーン主演の懐かしの名作

オードリー・ヘップバーンの出演作品数は生涯27本、有名になったローマの休日以降はローマの休日を含めて20本と多くはありません。

これは、彼女が私生活を大事にし、出演作品数を絞っていたからです。

その中でも私の好きな 作品を紹介します。

ローマの休日(Roman Holiday: 1953年)

オードリー・ヘップバーンの出世作であり代表作です。

欧州各国を表敬訪問中の欧州某国の王女(アン王女)が、公務づくめの王室生活にうんざりし、ローマ滞在中の宮殿を抜け出し、偶然知り合ったゴシップ紙記者ジョー(グレゴリー・ペッグ)と、市内を自由に歩き回り、1日だけの淡い恋をする、というお話です。

スペイン階段でのアイスクリーム、嘘をつくと手を噛みちぎられる真実の口など、映画は見たことなくても、CMでそのシーンを見たという人は多いと思います。

この映画で、アン王女役を演じ、アカデミー主演女優賞を獲得します。

ウィリアム・ワイラー監督は、後に、「オードリー・ヘプバーンはアン王女役に求めていた魅力、無邪気さ、才能をすべて備えていた。さらに彼女にはユーモアがあった」と絶賛しています。

そう、オードリー・ヘップバーンはアン王女そのものだったといえます。

1953年の映画ですが、今見ても全く色褪せた感じがしません。

映画の内容もオードリー・ヘップバーンの魅力も時代を超えた普遍的なものがあるのだと思います。

VOD(定額制動画配信サービス)

NETFLIX、Amazon Prime、Huluなど主たるVODで見ることができます。

但し、上記配信情報は2021年7月11日現在のものです。配信は不定期に停止されたり再配信されたりしますのでご注意ください。

ローマの休日のBlu-ray


ローマの休日の英語スクリプト

映画のスクリプトは「スクリーン・プレイ」で確認できます。

スクリーン・プレイは、映画のセリフとト書き(シーンの説明)を完全に英語及び日本語で文字化したものです。バイリンガルな読み物としても楽しめますし、英会話学習用としてもおすすめです。

目次と本文英文ページの一部分に「ドットコード印刷」が施されていて、別売の「iPen」と「音声データ」を用意して印刷部分にiPenを当てることで、音声を聴くこともできます。


麗しのサブリナ(Sabrina: 1954年)

ビリー・ワイルダー監督、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデンとの共演です。

ニューヨークの大富豪のお抱え運転手の娘サブリナが、パリ留学後、美しい娘に変貌して帰国。大富豪の跡取り兄弟との恋愛を描いたお話です。

映画では、兄のライナス(ハンフリー・ボガート)と最後に結ばれますが、実生活では弟デイヴィッド役のウィリアム・ホールデンと恋仲になります。でも、子供が欲しかったオードリー・ヘップバーンは、子供ができないように手術をしていたウィリアム・ホールデンとの恋を諦めたと言われています。

麗しのサブリナのBlu-ray


麗しのサブリナの英語スクリプト

麗しのサブリナ (スクリーンプレイ・シリーズ)

ティファニーで朝食を(Breackfast at Tiffany’s:1961年)

トルーマン・カポーティの小説の映画化です。

トルーマン・カポーティは、原作のイメージでマリリン・モンローがいいと主張していたようですが、映画は大ヒットし、ローマの休日と並ぶオードリー・ヘップバーンの代表作となりました。

映画の中でアパートの外階段でオードリー・ヘップバーンがギター弾き語りで歌うムーン・リバー(ヘンリー・マンシーニ作曲)は映画音楽史に残る名曲となりました。

冒頭のティファニーのショーウィンドウを見ながら朝食を取るシーンもいいですが、個人的にはラストの雨の中、猫を間に挟んだ抱擁シーンが大好きです。

ティファニーで朝食をのBlu-ray


ティファニーで朝食をのポスター

こんなお洒落ポスター、部屋に欲しい1枚です。


マイフェアレディ(My Fair Lady:1964年)

ジョージ・キューカー監督、レックス・ハリソンと共演。

言語学が専門のヒギンズ博士がひょんなことから下町生まれで粗野でひどいコックニー訛りの花売り娘イライザをレディに仕立てあげる物語です。

ヒギンズ博士が正しい発音を学ばせるために使った有名なフレーズが

The rain in Spain mainly stays in the plain

スペインの雨は主に平野に降る

です。

意味は全くなく、発音の矯正のためのフレーズです。コックニー訛りでは、ai を「アイ」と発音しますが、標準語では「エイ」となるため、ai を多用したフレーズとして使ったものです。

マイフェアレディのBlu-ray


ヘップバーンの発音(余談だけどちょっと気になること)

ヘップバーンのスペルは Hepburn です。

ちなみに、ヘボン式ローマ字のヘボンのスペルも Hepburn と全く同じです。

同じ苗字なのに、カタカナ表記すると、ヘップバーンになったりヘボンになったりします。

これがカタカタ英語の限界なんだな、っヘップバーンの名前を見るたびに感じます。

本当は二つの中間でヘッバーンという感じなんでしょうね。

まとめ

永遠の妖精オードリー・ヘップバーン。

有名女優なのに全く奢らず、家庭を何よりも大切にし、晩年はユニセフ活動に身を尽くしたその生き方自体が、奇跡のようで、彼女の発言を名言にしています。

代表作は、50年代ー60年代年代のハリウッド黄金期の作品ですが、今見ても全く色褪せず、輝きを放っています。

それは映画の魅力だけでなく、オードリー・ヘップバーンの時代を超えた魅力によるところが大きいと思います。

不可能なことなんて何もない! 

オードリー・ヘップバーンの名言はあなたの人生を豊かにしてくれます。

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