アルクの「ヒアリングマラソン」、英語を勉強している方なら一度はその名前を聞いたことがあると思います。
すでに、35年以上の歴史を持つロングラン・ヒット商品です。
そもそ「聴く力」を”Hearing”という時点で歴史を感じます。いつの頃からか、”Hearing”よりも”Listneing”や””Listnening Comprehension”という方が一般的になりましたからね。
ヒアリングマラソンのコンセプトには全く同感です!
今回はこのヒアリングマラソンを紹介します。なぜ「ヒアリングマラソン」か? それは、この商品のコンセプトが、このブログの考え方ととても親和性が高いからです。
ヒアリングマラソンのマンスリーテキストの冒頭ページで、「1000時間ヒアリングマラソンとは」として、ヒアリングマラソンのコンセプトや特徴、使い方などを説明しています。
主なポイントをまとめると以下の通りです。
(1)多彩なジャンルの英語素材を毎日3時間、1年で1000時間聴くことで、英語のインプットの量とバリエーションを増やす。
(2)1000時間は、アルクのテキストだけでなく、映画、ドラマ、YouTube、TED、ニュース、Podcast番組、洋楽、Audible作品など、自分の好きな興味ある素材で補足する。
(3)覚えた英語を実際に使ってみることでアウトプットを増やす。
(4)辞書や文法書などを活用し、文法や発音の基礎をしっかりと抑える。
上記で分かるように、ヒアリングマラソンは、アルクのテキストだけやっていればOKというわけではありません。アルクのテキストはあくまでペースメーカーで、1000時間を確保するには、自分の好きな興味ある素材を自ら主体的に探して聴き続けることが重要です。
私のブログでも、「英語が聴き取れない・話せないのは、文法知識はあっても表現のバリエーションが圧倒的に不足しているからです。インプットとアウトプットを楽しみながら自然に増やせるコンテンツ(映画、マンガ、アニメ、小説、海外ドラマ、ミュージカル、ニュースなどなど)や学習法を紹介します」と謳っています。
私のブログは、主体的に英語素材を探している方を想定していますが、その中には、ヒアリングマラソンで勉強しつつ、上の(2)のように1000時間の補足して英語素材を集めている方の助けに少しでもなればいいなと考えています。
もしかしたら、「だったらヒアリングマラソンしなくても、自分で英語素材を見つけてやれば、それでいいじゃん」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、それが難しいのが現実です。
その意味では、教材の良し悪し以上に、「ペースメーカー」としての機能がどれだけ充実しているかに、私は注目しています。
ペースメーカーとしてのヒアリングマラソンの価値
そもそも1000時間ヒアリングは、わざわざお金を払わなくても、自分で英語素材を集めれば可能です。ヒアリングマラソンが始まった35年以上前は、英語の生の素材を手に入れるのは簡単ではありませんでした。だから、こうした教材はとても貴重でした。でも今は、無料あるいは安くて良質な英語素材がいくらでも簡単に手に入ります。
それでもなお、ヒアリングマラソンにお金を払う価値があるのは、単に素材を提供するだけでなく、ペースメーカーとしての価値があるからだと思います。
1年間毎日継続することは簡単ではありません。それを支えるため、ALC Lerner’s Clubなど受講生対象のイベントがあります。そこでほかの受講生と交流し、意見交換することができます。また、ESAC英語学習アドバイザーによるカウンセリングを受けることもできます。
学習の悩みは、HPを通じて、学習コーチに相談・質問することもできます。
相談・質問へは、通常3営業日以内に学習コーチが回答してくれます。
[chat face="17.jpeg" name="ウサギ" align="left" border=“blue" bg="blue"] コツコツやることの難しさは身に染みてるよ、、、[/chat] [chat face="19.jpeg" name="カメ" align="right" border=“red" bg="red"] 楽しく継続できるように工夫されているのがいいね[/chat]
・ヒアリングマラソンでは、毎日継続できるための支援策が充実しています。
(1)受講生イベントが充実。そこで受講生と交流したり、アルクの学習アドバイザーによるカウンセリングを受けることも可能
(2)学習の悩みは、HPを通じて、学習コーチに相談・質問することも可能
効果的な学習手法の提案
テキスト自体にも、効果的な学習が出来るための工夫がなされています。
(1)多彩なジャンルの英語素材を提供: 自分で集めるのは大変ないろいろなジャンルの素材を一元提供してくれます。話題の映画や時事ニュースなど、その時々に世間で注目されている内容もカバーしているので、アウトプットで自分の意見を述べるさいにも役立ちます。
(2)難易度を表示: 難易度を表示しているので、読む方は自分に合ったレベルを選んで使うことが簡単にできます。
(3)確認テストが充実: セクション毎の内容確認テストやマンスリーテストで自分のレベルチェックをすることできます。動機付け・意識付けにも役立ちます。
[chat face="17.jpeg" name="ウサギ" align="left" border=“blue" bg="blue"] いろいろなジャンルの素材が毎月提供されるのは楽でいいな[/chat] [chat face="19.jpeg" name="カメ" align="right" border=“red" bg="red"] 確認テストで自分のレベルを定期的にチェックできるのが嬉しいな[/chat]
費用対効果
1000時間ヒアリングマラソンは、税込53,784円です。
アルクでは「走る」ペースとして3つ提案しています。
「マラソンペース」: 毎日3時間、1年で1000時間
「ジョギングペース」: 毎日1時間半、2年で1000時間
「スキップペース」: 平日2時間、2年で1000時間
マラソンペースで単価を計算すると、1時間5円、1日147円、1ヶ月4,482円×12ヶ月
ジョギングペースとスキップペースでは、1時間5円、1日74円、1ヶ月2,241円×24ヶ月
となります。
英語学習教材は、大きく「インプット系」と「アウトプット系」に分類できると私は考えますが、ヒアリングマラソンはその品質の高さからインプット系の代表格といってよいでしょう。
素材選択や構成に、アルクのノウハウが濃縮されていますし、学習継続のための支援策も充実しています。
53,784円という価格は、一度に支払うとちょっと高いなと感じる方も多いと思いますが、上述のように、単価で考えれば、その価値は十分にあると考えます。
1000時間はちょっと、という方にはまずは6ヶ月間のハーフマラソンコースもあります。
価格も税込30,240円とリーズナブルとなっています。
英会話学校と比較検討される方もいるかもしれませんが、「英会話学校はアウトプット系」、「ヒアリングマラソンはインプット系」で全く別物です。
英会話学校はそれはそれで重要ですが、質の高いインプットがなければ、いくらアウトプットの練習をしても効果は限られます。まずは、インプットを充実させる。それからアウトプットを磨く、の順番で進めることが効果的と考えます。
ヒアリングマラソン+自分で探した英語素材で、是非良質なインプットを増やしてみてください。
ヒアリングマラソンは、以下のアルクの公式ページで注文できます。
公式ページから、オンラインでの無料教材体験もできますので、まずはどんな教材かチェックをしてみては如何でしょうか。
[chat face="17.jpeg" name="ウサギ" align="left" border=“blue" bg="blue"] 早速チェックしてみよう[/chat] [chat face="19.jpeg" name="カメ" align="right" border=“red" bg="red"] まずは始めてみないとね[/chat]