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ニュースで英語!:台風19号(Typhoon Hagibis)は英語でどう報道されているの?

本日は2019年10月12日(土)、まさにこれから大型の台風19号が関東直撃をするということで、ニュースでも台風19号関連報道が大きく取り上げられています。

この台風情報、英語ではどのように発信されているのでしょうか?

CNNニュースでの台風報道

まず、CNNです。

タイトルは ‘Typhoon Hagibis affecting Japan travel: what to know’ (台風ハギビスが日本旅行に影響:知っておくべきこと)

ラグビーワールドカップで訪日中の外国人が普段以上に多い中、空港や電車など交通機関への影響などを中止に説明しています。

このCNNニュースで気になったのは2点;

(1)台風の名前 ‘Hagibis’ はどうやって決まるの?
と、
(2)ちょっと前までは ‘Super Typhoon’ と呼んでいたはずなのに?

です。

台風の英文名は誰がどう決めるの?

日本では台風の名前は発生した順番に番号で呼ばれます。番号は日本の気象庁が台風として認定した順番で付けています。

一方、米国ではハリケーンは、発生した順番にアルファベット順に典型的な人名が付けられます。
単語の先頭がアルファベット順になるように名前のリストを作り、それを順番に適用していくというものです。
昔は、軍の気象学者が男性が多く、奥さんや彼女の名前を使ったので、女性の名前が多かったと言われています。

では、台風の英語名は一体誰がどうやって付けているのでしょうか?

それは、ESCAP/WMO (the United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific / the World Meteorological Organization ): 国連アジア太平洋経済社会委員会/世界気象機関に属する Typhoon Committee:台風委員会です。

台風委員会は、14カ国・地域の気象機関で構成されます。(Cambodia; China; Democratic People’s Republic of Korea; Hong Kong, China; Japan; Lao People’s Democratic Republic; Macao, China; Malaysia; the Philippines; Republic of Korea; Singapore; Thailand; Socialist Republic of Viet Nam and the United States of America)

各国・地域が10個毎名前を提案できるので、全部で140個の名前のリストがあるそうです。

今回は19号は ’Hagibis‘(ハギビス)、先日千葉に大きな被害をもたらした15号は ’Faxai‘(ファクサイ)ですが、過去のものをみると、明らかに日本語と思われる名前も見受けられます。

2019年14号は ‘Kajiki’(カジキ)、2018年29号は ‘Usagi’(ウサギ)、2018年14号は ‘Yagi’(ヤギ)。
たしかに、14個毎くらいに登場しますね。

ちなみに、台風の名前は、ハリケーンのように人名に限られておらず、かつ、アルファベット順でもないそうです。(順番は、提案した国順のようです)

台風とスーパー台風はどう違うの?

CNNの記事の中で、Super Typhoon から Typhoon への変更について説明していました。

Although Hagibis was previously classified as a “super typhoon,” the JTWC (Joint Typhoon Warning Center) has downgraded the storm to simply “a typhoon,” with sustained winds of 220 kph and gusts up to 270 kph, the equivalent of a category four hurricane.

https://edition.cnn.com/travel/article/typhoon-hagibis-travel-japan-intl-hnk/index.html

ここで出てくるJTWCは、ハワイにある米軍合同台風警報センターで、米国の気象機関のひとつですが、JTWCをはじめとする世界の気象機関が使用する台風やハリケーンの大きさを風速で分類する米国基準(サファ・シンプソン・ハリケーン・ウィンド・スケール)に基づいています。

サファ・シンプソン・ハリケーン・ウィンド・スケールでは、台風・ハリケーンの大きさは、5つに分類されます。
その中で、一番大きい第5分類に該当する台風が、Super Typhoon で、第4分類以下は Typhoon と呼ばれます。

第5分類は 時速252km以上なので、記事にあるように、「従来は270kphだったものが220kphとなったので、Super Typhoon から Typhoon に格下げされた」となるんですね。

(ちなみに、kphは kilometer per hour で 時速○km、km/h と同じです。)

Japan Timesでの台風報道

日本を代表する英字新聞 Japan Times でも、もちろん台風19号は大きく取り上げられています。

まだ関東直撃前ですが、刻一刻と変わる状況を踏まえ、記事もすでにいくつも出ています。

Massive Typhoon Hagibis bears down on central Japan

‘Explosive’ Typhoon Hagibis has Tokyo area in its sights after rapidly gathering strength in Pacific

Extremely large typhoon draws bead on Japan, could hit main islands this weekend

また、単に記事発信だけでなく、生の災害情報(Disaster Information)をアップデイトしたページも持っています。

The Japan Times alpha

ニュースで使える英語を学ぶには、定期的に英語記事を読むことがおススメです。
自分で記事検索できればよいのですがなかなか続けることができないのが現実です。
定期購読は習慣付けをする点で有効です。
The Japan Times alpha は週一発行で一部300円とお手頃価格です。
詳しくは下記リンクを参考にしてください。

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